多宝塔(二重の塔)
「多宝塔(たほうとう)」は地元の人は「二重の塔」と呼びます■多宝塔■多宝塔(たほうとう)・二重の塔(にじゅうのとう) 国重要文化財創建:1523年塔高:15.6m五重の塔があるので対する「二重の塔」で呼んでいるんだと思います。小さな頃から「にじゅうのとう」と呼んでいて多宝塔って言いません。多宝塔が建っている場所は厳島合戦(1555年)で陶晴賢が最初に陣所を設けた場所だったとか。それぐらい見通しが良い場所にあります。厳島神社宝物館の横にある小さな階段を登っていくと見えてきます。多宝塔は昔、大聖院の伽藍を構成していて大元公園から大聖院に続く道を通っていく事も出来ます。■あせび■「あせび歩道」と言いますが「あせび」の小さな白い花が綺麗です。春に咲くツツジ科の植物で、道のあちこちに咲いていて壺の形をしています。桜とあせびの季節には二重の塔に行く事をおすすめです。二重の塔は桜でお花見など穴場の観光スポットです。昔はもっと桜の木があり、セミ取りをする為に網とカゴを持って夏休みに遊んでいました。セミはすぐに死んじゃうのですが、子どもは取って集めるのが楽しんですよね。二重の塔の裏側にまわってみると海に浮かぶ大鳥居やフェリーの船が行き交うのが見えます。厳島神社ももちろん見えますよ。写真を撮るのに絶好のカメラスポットです。二重の塔には囲いがあって入ることは出来ませんが、建物の下にはサラサラな砂がありすり鉢状の穴が見えました。「アリ地獄だ~」って言っていましたが、掘ったりはしていませんでした。小さな男の子と宮島に行く事があれば、セミ取りやアリ地獄は興味を示すかもしれませんね。
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