厳島神社の鳥居は工事中で現在、見ることが出来ませんが

厳島神社の大鳥居

■厳島神社と大鳥居■

 

高さ:約16.6m 重量:約60t 棟の長さ:24.2m
現在の大鳥居は平安時代から8代目
鳥居の形式:木造両部鳥居(もくぞうりょうぶとりい)

 

厳島神社の鳥居は2021年現在は工事中で見る事が出来ませんが、本来ならこういった大鳥居を見ることが出来るんです。

 

昔むかしは、厳島神社に参拝するには海から船で鳥居の下をくぐって行っていたそうですよ。

 

この写真も小さな船に乗って下から撮ったものです。

 

奥に見えるのが厳島神社になりますが、神社に向かった時の鳥居に掲げてある扁額と反対側の扁額では書いてある字が違うんです。

 

 

厳嶋神社の鳥居の工事がある今だけしか見ることが出来ない扁額が「御本社の祓殿」で展示してあります。

 

鳥居の高さは約16.6メートルで扁額は上層部にあり、海の水が満ちてきて海面が上がったとしても肉眼では見えにくいですからね。

 

神社に向かっている時の扁額に書かれている文字は嚴嶋(いつくしま)神社」

 

こちらの扁額の黒い額縁には龍の彫刻が彫られていて、とてもカッコイイ!

 

鳥居の扁額1

■扁額 嚴嶋神社■

 

扁額の隣の板に以下のような説明が書かれていて少しですが途中まで書いてみますね。

沖側に掲げられているもので「嚴嶋神社」(行書体)の四文字が青銅製鋳物で打ち付けられています。
額面は鏡板を黒漆塗、縁取りを弁柄朱漆塗とし、御神紋である三亀甲剣花菱紋(みつきっこうけんはなびしもん)と連珠・・・・

 

 

その反対側の扁額には「伊都岐島(いつきしま)神社」と書かれていて女性的な流れるような字が美しい。

 

鳥居の扁額-1

■扁額 伊都岐島神社■

 

扁額の隣の板に以下のような説明が書かれていて少しですが途中まで書いてみますね。

社殿側に掲げられているもので「伊都岐島神社(いつきしま)」(草書体・万葉仮名)の六文字が青銅製鋳物で打ち付けられています。
「伊都岐島」とは「身心を清めて神に仕え奉る島」という意味で島の古い名称を踏襲しています。
額縁の彫刻は屈輪模様の・・・・

 

 

とても達筆で素敵な字なのですが、書いた人は有栖川宮熾仁(たるひと)親王との事です。

 

江戸末期や明治新政府で要職を担った人のようですよ。

 

扁額の展示中は厳島神社 御本社・祓殿で2つ並べて置かれていました。

 

祓殿に展示の扁額

■祓殿に展示の扁額■

 

宮島では厳島神社の工事が度々おこなわれていますが・・・

大鳥居を下から見上げる

■「伊都岐島神社」と書かれた扁額を下から見上げる■

 

 

鳥居の高さは約16mで奈良の大仏様と同じ位で、主柱の根回りは約10mもあるんです。

 

笠木(かさぎ)と島木(しまぎ)を外見上一部材に見えるよう箱形にして中には小石を入れて重くして、鳥居の重みだけで立っています。

 

大鳥居の工事

■厳島神社の工事について置いてあったリーフレット■

 

 

厳島神社は海の中にあるという事で、台風や海虫による被害がおこりやすくなります。

 

海水に浸かっている部分はフナクイムシやキクイムシに蝕害されています。

 

 

大鳥居の近くで見るとわかるのですが、鳥居の柱にはフジツボと誰がやり始めたのか?お金も挟まれています。

 

鳥居についたフジツボ

■鳥居の柱にについたシロスジフジツボ■

 

 

宮島の厳島神社から鳥居まで満潮と干潮の差がかなりあるので鳥居の沖まで歩くことが出来る干潟が出現します。

 

 

大鳥居まで歩けます

■潮が引いてくると大鳥居まで歩けます■

 

 

現在は大鳥居の工事中で、被害の調査をしながら樹脂で補強などしながら塗装などもしていきます。

 

大鳥居の創建は明らかにはなっていないそうですが、平清盛公の援助があった時を初代とすると8代目になります。

 

現在の大鳥居は1875年(明治8年)に再建されていて、146年も経過。

 

大鳥居は前回の屋根の葺替えから25年たち、塗装は15年の経過だそうです。

 

 

 

現在の大鳥居は工事中で、ベールを被っている状態です。

 

工事中の大鳥居

■工事中の大鳥居

 

工事の完了はいつになるのかわかりませんが、もう少しお待ち下さいね。