■厳島神社 西廻廊から大鳥居を見る■
西廻廊(にしかいろう)
昭和27年(1952)3月29日 国宝
厳島神社の西廻廊は大国神社、天神社、反り橋、能舞台の順に繋がっています。
西廻廊も写真を見ていただけたらわかるように長い回廊になっています。
■厳島神社・西廻廊と能舞台■
厳島神社の西廻廊には時々、色んな大会の入賞した作品などが展示されています。
「中国新聞」は、広島県の地元に関する記事や広島カープの記事などが多いので広島県民の人が良くよむ新聞です。
その中国新聞の2021年11月26日(金)の記事に「第98回 宮島写生大会」の記事が出ていました。
「光る感性 宮島写生大会」
56人入選 厳島神社西廻廊 きょうから展示
■2021年11月26日 中国新聞掲載記事■
画像の文字が小さいので、中国新聞で書かれていた掲載記事内容を紹介してみますね。
第98回宮島写生大会(宮島観光協会、中国新聞社主催)が10月31日(日)、廿日市市宮島町でありました。
幼児から高校生までの164人が世界遺産・宮島の名勝を描き56人が入選しました。
入選作品は26日(金)から12月12日(日)まで、廿日市市の厳島神社西廻廊で展示します。
入選者は次のみなさんです。
入選された方の一部をご紹介してみますね。
【広島県知事賞】藤縄はるる(安小2)、【廿日市市長賞】門田直剛(比治山小2)・・【厳島神社賞】増本陸斗(井口台中3)、【宮島観光協会賞】原梨沙(あい保育園広島大学前)、【NHK広島放送局賞】藤縄あのん(AICJ中1)・・・。
幼稚園など小さい子から高校生まで、楽しそうな絵が沢山選ばれています。
私が宮島にいた頃こんなに色んな賞があったのかは記憶にありませんが、私も入選した記憶があったので宮島写生大会の賞状を探したらありました。
■宮島写生大会の賞状■
とても昔の事ですが神社の回廊に貼ってあるのが嬉しかった記憶があります。
もちろん書く時も楽しんで書いていた記憶があるのですが入選するとまた違いますよね。
2024年の「第101回宮島写生大会」は10月6日(日)でした。
絵を書くのが好きな人は厳島神社など宮島の史跡名勝を描いてみませんか?
誰でも参加できるので記念になりますよ。
「第101回宮島写生大会」の受付は宮島桟橋前広場で、9時から受け付けていて15時までに作品を提出。
持っていくものは画材ですが、桟橋前でも販売されていて画用紙は1枚もらえます。
2024年11月3日に厳島神社の西廻廊を通った時の入選作品の展示では、保育園・幼稚園の特別賞として「永田利光」さんの作品や「原田千歳」さんの作品がありました。
■第101回宮島写生大会展示・2024年11月3日■
一般の人も参加OKです。
「小田繁」という広島市在住の方は金賞で素敵な絵でした。
こちらは2021年11月4日に行った時に、厳島神社の西廻廊(能舞台のすぐ近く)に展示されていた短歌の入賞作品です。
■第37回 宮島全国短歌大会 入選作品■
広島県知事賞・日本歌人クラブ賞・広島県歌人協会賞・・・などの賞があるようです。
展示されていたものを一つ御紹介してみますね。
【広島県知事賞】
すきとほるつばさを 持つよペダル漕ぐ 車輪がふっと 軽くなる時
広島 森脇淑子
宮島全国短歌大会は毎年開かれているようで、「第39回 宮島全国短歌大会」は2023年10月29日(日)に「etto宮島交流館」で開催でした。
第40回になる宮島全国短歌大会は、2024年10月27日(日)、etto宮島交流館(宮島まちづくり交流センター)で開催。
全国から寄せられた作品を講師の方が選んで31首表彰ですって。
2024年11月3日に厳島神社 西廻廊を通った時に第40回宮島全国短歌大会入選作品が展示されていました。
広島県知事賞には、広島市の「木下陽子」さんの作品など。
■第40回宮島全国短歌大会入選作品■
短歌について知識があまりない私ですが、短歌が好きな方にとってきっと入選し厳島神社の回廊に展示されるのは励みになりますよね。