宮島を訪れる人は2023年10月1日から「宮島訪問税」を徴収されるようになりました。
所得税や住民税といった税金はよくきく税金の名前ですが、こちらは「訪問税」です。
聞き慣れない税金ですが、宮島を訪問した人に税金を払っもらい観光案内やトイレの整備などに使うようです。
観光で来られた人に少しお金を負担してもらって持続可能な観光地域づくりです。
訪問者に気持ちよく宮島を観光してもらうように綺麗に整備や管理。
何年も前から話し合われていて、2023年10月1日から導入です。
宮島に住んでいる人はどうなるんだろう?と思っていましたが心配御無用でした。
宮島訪問税は納税対象にならない人がいます。
それは宮島町に住んでいる人や、宮島町に仕事先があって通勤している人、通学している人など。
課税の対象にはならないので、宮島に住んでいる同級生も証明書をもらっていました。
また修学旅行生なども学校教育の一環になるので対象外。
身体障害者手帳などを持っている人も対象外になるようです。
船に乗る時に学校長の証明書や手帳などを提示すれば宮島訪問税はかかりません。
宮島訪問税は宮島を訪問する時に乗船券を購入しますが、その時に上乗せして徴収されます。
乗船券でなく、自動改札機のカードでピっとする場合もありますよね。
その時も乗船料と宮島訪問税の両方が同時に引き落としされます。
宮島に1年間に何度も行く人は、500円を支払って「1年分一時納付証明書」を交付されるので利用した方がお得です。
私も2023年9月5日に500円納付してきました。
宮島は広島県廿日市市になるので、廿日市市役所の課税課に行き、書類に住所など必要事項を記入し免許書など本人確認書類を見せて、500円を支払って即日カードを発行してもらいました。
「1年分一時納付証明書」といっても紙ではなく、免許証のように小さく厚みはペラペラで他のカード類と同じく財布に入れておいても邪魔になりません。
廿日市市役所だけでなく、宮島支所、大野支所でも申告納付が出来ます。
「1年分一時納付証明書」を持って提示すれば、年間500円の訪問税で済みますよ。
2023年10月からスタートした宮島訪問税ですが、2024年10月からの納付分も8月には既に受付していました。
廿日市市役所にマイナンバーカードの「電子証明書の更新手続」に行った所、隣の窓口で「宮島訪問税」の旗が立っていました。
2024年8月21日で早すぎるかな?とも思いましたが500円納付してきました。
今回も廿日市市役所の窓口で書類に住所など書き免許証などを見せて、納付書を渡されるので市役所の中にある金融機関で支払。
納付書に領収印をもらって先程の窓口まで行き、「1年分一時納付証明書」を渡してもらえます。
もちろん10月1日からの納税分なので8月21日に手続きしても、2025年9月30日までの有効期間になります。
「1年分一時納付証明書」と書かれた薄いカードには、氏名、生年月日、住所、有効期間などが書かれていて大きさは、縦5.4センチ・横8.5センチです。
1年間に何度も宮島に行く人は持っていた方がお得ですよ。
手続きは、今回のように窓口申請する他にLINE申請も出来ます。
廿日市市の公認LINEから申告納付で必要なものは、マイナンバーカード。
詳しいことは、廿日市市の課税課に電話してみてね。
上の写真は、2024年1月27日に宮島に行った時の画像です。
今回はJR西日本宮島フェリーの船に乗って行きました。
同じ桟橋の場所に松大汽船もありますが、赤い色の方がJRと思っていたら見分けは簡単です。
鳥居の近くまで船が行くのはJRの方です。
左側に立っている職員の人が、使い方がわからない人達に説明されていました。
右側に並んでいる人達は、自動販売機で切符を購入している所です。
私はJR西日本のICカード「ICCOCA」を持っているので、今回は切符は購入していません。
「宮島訪問税 1年分一時納付証明書」のカードは画像にあるように左側の機械でQRコードを読取りです。
■JR宮島口桟橋から乗った時のカードリーダー■
左側の機械でQRコードを読取り、右側方でICカードで読取り。
宮島口桟橋から宮島に行く方だけにあります。
宮島に渡る時だけ訪問税の支払いで帰りは証明書はいりません。
この日は1月でしたが、お天気も良くリュック担いでスティックを持っている人達を10人以上みかけました。
きっと弥山に登る人達ですね。
神社仏閣巡りも良いのですが、弥山からの眺めも素敵なので、時間がある人はロープウェイで登ってみると良いですよ。
松大汽船の宮島行フェリーは青い方になります。
JR西日本も松大汽船も同じ桟橋で柵で区切ってあるだけです。
船はすぐ近くで見ることが出来ますよ。
以前は、水色だった船体は紺色と赤色のラインに変わっています。