弥山の標高は535mありすぐ近くの駒ヶ林は506mです。
■弥山の山頂■
弥山の登山コースは主なのが3つ
●紅葉谷コース:約1時間30分~2時間(休憩含む)
●大聖院コース:約1時間30分~2時間(休憩含む)
●大元コース:2時間~2時間半(休憩含む)
宮島で中学生の頃は学校行事として体操服で登っていたのですが若い頃は体力がありますよね。
少し年齢を重ねてくると時々、水分補給や休憩を挟んで登らないと身体が持ちません。
所要時間を書いていますが、それはスタート地点から弥山まの時間です。
宮島桟橋から考えても、スタート地点として紅葉谷が一番に近いです。
■紅葉谷にかかる赤い橋■
紅葉谷公園の延長で登山口があります。
スタート地点はとても緩やかなので最初に登るなら、このコースがおすすめ。
身体が慣れてくる頃には少し急な階段も出てきますけどね。
大人になってから1時間半位で登りました。
大聖院コースは約1時間40分かかりました。
■大聖院の仁王門■
大聖院の仁王門の手前の橋を渡らずに左道を上っていくのですが、このコースは石段が多く結構大変でした。
高校生の部活動みたいな男の子達が走って登って行くのを見ると羨ましかったのですが、大人の女性の人は真似をしないで下さいね。
自分の運動神経を過信しては危険です。
階段は大変ですが、眺めが良いのは大聖院コースです。
自然豊かな宮島ですが2005年9月の台風で土砂災害が起きています。
弥仙山頂付近が崩壊し、白糸川下流にある大聖院近くでは大きな岩などがあるのでその爪痕を見ることが出来ます。
桟橋から一番遠いのは大元コース。
私は大元コースから登った事はありません。
別のコースから弥山に登り、そこから30分位歩いて隣の駒ヶ林に登り、降りていく時に大元コースを歩きました。
駒ヶ林は大きな平らな岩があり絶壁になっていて下を見るのは怖いのですが、駒ヶ林頂上も眺めが良いんです。
ここは古戦場だったそうですが、よくこんな所で!
中学生の時に友達4人で登った時には、そこまで怖くなかったのは楽しかったからかな?
下っていく時に大きな岩の上に登ってみたりもしたのですが、分岐点が多いので注意してね。
以上、3つのルートを紹介してきましたが、観光地の山だからといって甘く見ていては危険です。
急勾配の箇所もあり、石段もあります。
サンダルやヒールのある靴などは履かないようにして下さいね。
(実際に履いている人を見た事があり、滑って危なそうでした。)
夫の兄が登った感想で「宮島の弥山を正直ナメてた。しんどかった」と言ってました。
気をつけて弥山の登山を楽しんでみてね。
弥山に登るのは最初から無理と思っている人にはロープウェイという選択肢がおすすめ。
せっかく宮島に来たのであれば、御神体として崇められている弥山に登ってみては如何ですか?
標高は535mありますが、宮島観光ロープウェイであれば登山用の服装でなくてもOKです。
■弥山・瀬戸内海の多島美■
瀬戸内海が360度見渡せて、多島美など眺めがとても素敵です。
宮島の弥山は弘法大師空海が開基して1200年の歴史があるそうです。
厳島神社と商店街を見ただけで宮島に行った気になっているのはもったいない。
歴史好きな女性の人は日程に余裕があれば足をのばしてみては如何ですか?