宮島ロープウェイ 予約をして9月に行きました

宮島ロープウェイは宮島の紅葉谷公園にあり、観光時間に余裕がある方におすすめの施設です。

 

所在地:広島県廿日市市宮島町紅葉谷公園
電話:(0829)44-0880(総務)

 

会社名:広島観光開発株式会社
設立:昭和31年8月

 

 

宮島といえば、広島県の観光地「安芸の宮島」ですが、季節で言えば「秋の宮島」が1番おすすめです。

 

紅葉谷公園は秋の紅葉がとても素敵なのですが、連休という事もあり2025年9月14日(日)に行ってきました。

 

天気予報は暑くて雨の可能性もありイマイチだったのですが、9月14日WEB予約の通りに宮島ロープウェイに乗ってきたので、その時の事を少しご紹介してみますね。

宮島ロープウェイ 予約が必要な日

宮島 ロープウェイに乗る際に気をつけないといけないのは、予約が必要な日があるという点です。

 

2025年9月の場合は、14日、15日、21日が予約が必要。

 

10月の場合は、12日

 

11月の場合は、02,03,08,09,15,16,22,23,24,29,30です。

 

平日の場合は予約をしなくても大丈夫ですが、混雑する時は要予約です。

 

 

秋に宮島のもみじを見に、大勢の方が紅葉谷公園を訪れて、宮島のロープウェイに乗車されるので土日や祝日は乗車予約をして下さいね。

 

宮島 ロープウェイのホームページにWEB予約の箇所があります。

 

もしも急に行けなくなったり、時間に遅れそうになればキャンセルは可能です。

 

予約をする時に、乗車日時の他に自分のメールアドレスを登録しておくのですが、登録完了すると「宮島ロープウエー予約システム」からメールが届きます。

 

 

ちなみにホームページのURLでは、miyajima-ropeway.info/ とあるので、「宮島ロープウェイ」と読みそうな気がするのですが、トップページの文字には赤い太字で「宮島ロープウエー」となっています。

 

 

話は戻ってメールの件名ですが

 

件名:(宮島ロープウエー)予約内容のご確認

 

 

 

メール内容は予約情報として、予約番号、日付、時刻、人数など。

 

QRコードが入ったメールで、予約の変更する場合のURLも書かれています。

 

注意事項には、以下の様な事が書かれています。

 

・台風や強風などで運行を休止する場合がある事

 

・予約時刻に行っても乗車まで待つ場合がある事

 

・乗車時刻を過ぎると予約が無効になる事

 

 

 

今回、大人4名と小学生の小人2名で行くように予定していたので、少し余裕を持って11時の予約したつもりだったのですが、ギリギリになってしまいました。

 

自宅を9:30頃に出て、広島電鉄の電車に乗り、宮島口まで。

 

9:55発のJR宮島フェリーに乗り10分の船旅。

 

9月14日(日)は15日が敬老の日で祝日。

 

連休中という事もあり天気はイマイチにもかかわらず大勢の観光客でした。

 

厳島神社など通常の宮島観光の他に宮島ロープウェイも予定されている場合は 、時間に余裕を持って予定を立てて下さいね。

 

宮島ロープウエーの予約は3ヶ月前から可能です.

宮島ロープウェイの駅まで無料バスを利用

商店街や御笠浜を通ると宮島ロープウェイ乗り場まで時間がかかってしまいます。

 

今回は宮島桟橋をスタートして、商店街入口の左手の小道を通り、町家通りを進みます。

 

突き当たりでトンネルの坂を少し登りエット宮島交流館前から下る道を行くと三翁神社(さんのうじんじゃ)。

 

三翁神社の右手に宮島ロープウェイ入口の表示があります。

 

少し歩くと左手に宮島消防署があり右手に折れて、左手に進むと紅葉谷公園です。

 

 

宮島ロープウェー 紅葉谷公園入口バス停は、宮島 ロープウェイ紅葉谷駅まで行くバスの発着場所で、旅館「岩惣」あたりになります。

 

無料送迎バスなので利用してみて下さいね。

 

ただ人数が限られているので、早くいった順番になります。

 

宮島ロープウェイ乗り場に着いていたら誰でも乗れるわけではなく乗れない場合は次のバスに乗車する事になります。

 

 

バスの運転手さんが運転中に宮島の警察の人は優しいけど、乗車人数オーバーすると注意されるので・・・とマイクで笑いながら言われていました。

 

9:50、10:10、10:30、10:50・・・・など、バスの運行間隔は約20分。

 

パスの乗車時間は約10分です。

 

私達は、10:50に乗ってロープウェー紅葉谷駅に着いたのは11時。

 

予約時間は11:00~11:15となっていたので、バスを降りてダッシュで坂道を登って紅葉谷駅のチケット売り場へ行き、割引券を出して購入です。

 

ロープウェー紅葉谷駅まで紅葉谷公園の中を歩いて行くと大人の場合は徒歩で約10分ですが、子どもや年配の方の場合は少し時間がかかったり砂地で少し坂や階段があるので歩くのが難しい場合があります。

 

無料送迎バスの時刻表もホームページに掲載されていますが、営業時間は9時から午後4時まで。

 

紅葉谷公園を歩いて宮島ロープウェイの駅に行くのは、ゆっくり時間がある時に公園を眺めながら楽しめる時が良いと思います。

宮島ロープウェイの割引券

宮島ロープウェー紅葉谷駅で割引券を使って大人4人分と小人2人分の切符を購入。

 

本来なら2,000円*4枚と1,000円*2枚で合計1万円かかるところを、割引券を使って7,500円の支払いで大丈夫でした。

 

 

宮島ロープウェーの料金は大人が往復で2,000円、小人が往復1,000円です。

 

割引券を使って実際にかかった料金

大人往復 通常2,000円→1,500円
小児往復 通常1,000円→750円

 

 

割引は色んな種類があるのだと思いますが、私が持っていた広島電鉄の株主優待券の中に

 

「宮島ロープウエー特別往復割引券」という1枚で4名まで利用できる割引券が5枚ついていました。

 

 

広島電鉄の株主になるには、単元株数が100株でなれるのですが、100株が6万円代で購入できます。

 

配当金は少ないのですが、地元の企業を応援したいと思っている人には良いのではと思っています。

 

宮島ロープウエーの料金を少なくしたい場合は、他の方法として広島電鉄の「一日乗車乗船券」購入という方法もあります。

 

一日乗車乗船券の適用範囲は広電電車全線+宮島松大汽船(宮島口~宮島航路)で料金は大人が千円で小人550円です(宮島訪問税の100円を含みます)

 

 

広島電鉄の一日乗車乗船券を購入して宮島まで行った人は宮島ロープウェー紅葉谷駅のきっぷ売り場で提示すると割引運賃できっぷを買うことが出来ます。

 

大人往復 通常2,000円→1,500円
小児往復 通常1,000円→750円

 

宮島ロープウェーを運営しているのは、広島観光開発株式会社ですが広電グループになるので、こういった割引が使えるんですね。

宮島ロープウエーの所要時間は?

宮島ロープウエーは2つのタイプの乗物で乗り継ぎがあります。

 

最初の紅葉谷線8人乗りは約10分で次の獅子岩線30人乗りは約4分です。

 

紅葉谷線は8人乗りと書かれていますが8人だと狭苦しい感じです。

 

私達は6人で乗って少し余裕があって良い感じでした。

 

宮島ロープウエーからの景色についてですが、紅葉谷線はゴンドラでぐんぐんと登っていく感じなので、ゴンドラの下に弥山の原始林、北側には宮島の桟橋や対岸の宮島口方面が見えてきます。

 

次に乗り換えの榧谷駅(かやたにえき)で少し階段を歩くと獅子岩線の少し大きなゴンドラに乗りかえて獅子岩駅(ししいわえき)まで。

 

今度はゴンドラで横移動する感じで弥山の原始林と瀬戸内海の島々が見えてきます。

 

天気予報の通りに曇り空だったのですが途中から真白な雲の中に突入し、外の景色がまったく見えなくてミスト状態になってしまいました。

 

ですがハプニングは記憶に残りますよね。

 

思い出に残る体験と思えば良いかも?

 

獅子岩駅についてからは、あっという間に雲が過ぎ去って、また白くなってを数回ほど繰り返し、晴れ間も見えて瀬戸内海がよく見えました。

 

昔は獅子岩駅の近くに猿が沢山いたのですが、現在は愛知県のモンキーセンターに引越したようで、今は安心して行けるようになりました。

 

猿達は、よく怒っていたし物を取るので怖かったですよ。

 

怖い猿達のかわりに現在は「恋人の聖地」なるモニュメントが獅子岩駅の中に出来ています。

 

獅子岩駅に到着したのが11時半頃だったので、宮島ロープウエー片道の所要時間は約30分で行けました。

 

獅子岩駅の所に獅子岩駅展望台があるのですが標高は433メートル。

 

瀬戸内海を見たりトイレに行ったり、ウロウロとしていたら20分位は経っていました。

 

それから獅子岩駅を12時発位のゴンドラに乗って、宮島ロープウエー紅葉谷駅に着いたのが12時半位でした。

 

宮島ロープウエーの所要時間は往復で1時間半位はみておいた方が良いですよ。

 

 

12時を過ぎたので、帰りは無料バスに乗らずに紅葉谷公園の中を少し歩いて、藤棚の近くにある「山村茶屋」でお昼ごはんにしました。

 

周りが少し開けていて鹿もいたり昔ながらの茶屋です。

 

商店街の中の食堂に比べたらお値段的にも良心的。

 

肉うどん、肉丼、オムライスなどを注文。

 

食べ終わって、坂を降りていくともみじ饅頭の「岩村もみじ屋」があるので食後の甘いものという事で食べて帰りました。

 

もみじ饅頭」は宮島名物の1つで1個ずつ買えて店先ですぐ食べられます。

 

紅葉谷にある宮島ロープウエーから紅葉谷の中を通って小さな小道を散歩すると新たな宮島を発見できます。

 

厳島神社や表参道商店街以外の宮島も楽しんでみて下さいね。

宮島ロープウエーで弥山まで

宮島ロープウエーで弥山の頂上まで登れると勘違いしている方がいますが、ロープウェイで行けるのは途中まで。

 

弥山は標高約535メートルの霊山で、獅子岩駅から約30分ほど歩かないと行けません。

 

今回は宮島ロープウエーで獅子岩駅までゴンドラで行きましたが、天気もイマイチで小学生が2人もいたので弥山の頂上には行ってません。

 

弥山に簡単に行けると思ってハイヒールなど履いている人もいるようですが、しっかりした靴で行って下さいね。

 

弥山は弘法大師・空海が開いたと言われていて、頂上に行く途中には弥山本堂や霊火堂などがあります。

 

頂上には瀬戸内海を見渡せる展望台があり、天気が良ければ本当に絶景ポイントです。

 

 

宮島の世界遺産登録は、厳島神社の建造物と全面の海、背後の弥山原始林を含む森林区域です。

 

宮島観光で時間的に余裕がある人には是非、宮島ロープウエーを使ったりして弥山の頂上まで行ってもらえたらと思います。

 

 

足腰に自信がある人は、ロープウェイは使わずに宮島桟橋からずっと歩いて登るのも良いですよ。

 

その場合は、弥山に登るだけで時間がかかるので、しっかり登山の格好し時間的にも余裕を持って登山をして下さいね。

 

 

地元の中国新聞(2025年9月18日)に以下の様に書いてありました。

 

「宮島の弥山登山 遭難にご注意を」

 

市消防本部によると今年、弥山で救助出動した事案は15日までに23件発生。

 

15人がけがなどで市内の病院へ搬送された。

 

 

宮島の弥山はいつも登山をしている人には初心者用で簡単な山なのかもしれませんが、日頃そういった事をしていない観光客の方は注意しないといけません。

 

「神の島」と言われている宮島です。
パワースポット巡りなど楽しい宮島観光の思い出を自宅に持って帰って下さいね。