宮島の名物と言えば「もみじ饅頭」とすぐに思い浮かぶ人が多くお土産で買われる食べ物No1です。
ですがもみじ饅頭は、昔と違って色んな種類が作られています。
こしあん、つぶあん、抹茶、チョコ、チーズクリーム、チーズ、レアチーズ、紅芋、りんご、パンプキン、桜もち、ヨーグルト、みかん、栗、レモンクリーム、ピオーネ・・・etc
季節限定も入れたらかなりの種類があるんですよ。
「宮島のもみじ饅頭 ランキングにしたらどうなるか?」という結論としては人それぞれの好みなのでとても難しく順位としてはつけられません。
優等生的な答えになったかな?少し有名所のご紹介をしてみますね。
ちなみに私はクリームチーズが好きなんですけどね。
ランキングは人それぞれの好みで・・・という事で試食をおすすめします。
宮島でメインの商店街は「表参道商店街」と呼ばれています。
その「表参道商店街」では修学旅行生など、お土産としてもみじ饅頭を購入する人が沢山。
ほとんどのお店で試食が出来るので、ぜひ食べてみて下さいね。
宮島の中には、もみじ饅頭を目の前で作ってくれるお店が何件もあります。
購入すると、その場で直ぐに食べることが出来、お茶もいただけるので店内に入ってみてください。
■岩村もみじ屋■
つぶあんのもみじ饅頭の元祖。
私、あんこは昔からこしあんより粒あんの方が好きなんです。
岩村では、もみじ饅頭の種類は、こしあんとつぶあんの2つです。
大聖院のお参りが済んだ人は帰り道に滝町と中江町の交差点にあり人気のお店なので、すぐわかりますよ。
バラ売りもしていて、座って食べられるスペースもあるので休憩がてら無料のお茶もあるので食べてみて下さいね。
岩村もみじ屋:広島県廿日市市宮島町中江町304−1
電話:0829-44-0207
創業:明治末期
■岩村もみじ屋・2024年5月■
岩村もみじ屋は厳島神社の出口から2分の場所にあります。
厳島神社出口から、もみじ谷方面に行く人は立ち寄ってみては如何ですか?
私、最近、宮島観光客の女性に、このお店の名前と場所を聞かれました。
「大聖院にお参りした後でお店によって食べたら、あんこがとっても美味しかったの♪
名前が思い出せなくて、場所もしっかり覚えていないんだけど、どうしてもまた食べたくて教えてもらえないですか?」
自分のアイフォンで岩村もみじ屋について紹介しているこのサイトのページを見せると、あの時のお店に間違いないって。
この女性も私と同じく粒あんが好きなのかな?と想像しながら名前と場所を教えてあげたら、とても喜んでいらっしゃって自分も嬉しくなった一日でした。
岩村もみじ屋のあんこはとても美味しいのですが、フラッペもあるようです。
フラッペとあんこで「わふらっぺ」という名前です。
まだ食べた事がないのですが、あんこの美味しいのはわかっているのできっと美味しいはず♪
宮島の女友達がお店の近所に住んでいるし、今度、近くに行った時には食べてみようと思います。
藤色のこしあんが特徴で、上品な甘さになっています。
上品な甘さが好みの人にはおすすめで、包み紙などパッケージも上品で素敵です。
アマゾンでも、藤い屋の購入できるんですよ。
「杓子せんべい」はしゃもじの形をしたおせんべい。
「大鳥居サブレ」は45年ぶりに復刻され人気になっています。
藤い屋 宮島本店:広島県廿日市市宮島町1129
電話:0829-44-2221
創業:1925年(大正14年)
■藤い屋 宮島本店・2024年5月■
宮島の商店街のメインは表参道商店街で、藤い屋の本店は表参道商店街にあります。
「藤い屋 宮島本店菓寮」はゆっくり食べられるように海岸通り側にあります。
表参道商店街は江戸時代の後期に土地が埋め立てされ、宮島桟橋から厳島神社へ続く約350メートルの商店街です。
藤い屋は商店街の中でも老舗で店舗も多く知名度が高いもみじ饅頭のお店になります。
宮島の中以外に、広島駅・ekie店、広島空港2階・IROHA port店、そごう 広島店など多数。
もみじ饅頭以外に、あんを使ったスイーツ・アンコロネが食べられる「COCONCA」というお店も宮島の島内外で展開です。
時間に余裕があれば手焼き体験も楽しいと思いますよ。
この日に行った時は、写真にあるように3つの時間帯が書かれていました。
本日申込み可とあるので、当日OKという事ですね。
①13:00~ ②14:15~ ③15:30~
■2021年11月 の表示■
私的には「やまだ屋」の和菓子のお土産と言ったら「桐葉菓」なんですけどね。
■2021年3月 店内の「宮島福よせ雛」の展示■
桐葉菓はモチモチした四角いお菓子の中に、あんこが入っていて広島のお土産としておすすめです。
包装紙は緑色とクリーム色で優しい和菓子という感じです。
私がはじめて食べたのは、広島工業大学の茶道部の学生たちが大学内のイベントで学生ではない一般人の人達に向けたお茶席で。
男性の学生たちがお茶と一緒に桐葉菓を運んで来てくれました。
食べて最初に思ったのは、このお菓子の名前は何という名前で、どこで売っているの?
お茶席で凄く美味しいあんこのお菓子を無料でお抹茶と一緒にいただけるとは思っていなかったので驚きでした。
もみじ饅頭と違って、「餅粉」の生地で小豆あんを包んであるんです。
台湾の百貨店向けに輸出も始めたそうですよ。
2022年1月17日には三越伊勢丹(東京)グループの新光三越百貨店向けに6個入450箱を広島空港から空輸。
小さな島から海外展開しているって素敵ですよね。
私、台湾に行ってみたいなと思っているので、行った時には必ず写真を撮ってきますね。
やまだ屋は宮島の島の中だけでなく支店もたくさんあり、お菓子はショッピングモールや「楽天市場」でも購入できます。
やまだ屋 宮島本店:広島県廿日市市宮島町835−1
電話:0829-44-0037
創業:1932年(昭和7年)
「桐葉菓」は第24回全国菓子大博覧会で名誉総裁賞を受賞(2002年)
「もみじ饅頭」は第25回全国菓子大博覧会で技術優秀賞を受賞(2008年)
■やまだ屋 本店・2024年5月■
やまだ屋 本店は宮島桟橋から厳島神社に向かう表参道商店街のはじめの頃にあります。
宮島の中には「有の浦店」があり、宮島口には「etto店」、広島駅には「ekie店」など沢山の支店があり全国展開。
写真を見てもらったらわかるように、表参道商店街のお店など軒には日よけがあり暑い日差しは避けられます。
アーケードではないのですが、これがあると雨が降るときにも助かります。
対岸に宮島が見える廿日市市沖塩屋4丁目にある公園に「やまだ屋もみじファミリーパーク(小田島公園 )」と名前がついていたのはビックリでした。
孫と遊びに行く場所を探していて発見!行ってみると遊具もあり子ども達に人気のファミリー公園でした。
やまだ屋は有名で人気の美味しいお店です。
■紅葉堂■
新しいもみじ饅頭の進化系。
2001年に発売です。
本店の店頭メニューには
こしあん・クリーム・チーズ・瀬戸内レモン・チョコレート・つぶあん
揚げるという発想はそれまでなかったですね。
弥山登山の後で食べたのですが、とても美味しかったですよ。
寒い時期だったので、店内でお茶も頂きながらでホッとしました。
串にささっているので食べ歩きしている人も見かけます。
揚げもみじ【自宅で作るキット】も、1,440円で売っているので試してみては?
他にも驚いたのは自動販売機でもみじ饅頭を売ってる事。
多分、他のお店ではしていません。
宮島の表参道商店街の中には「紅葉堂・弐番屋横丁」の店舗もあります。
■紅葉堂・弐番屋■
紅葉堂・弐番屋の店頭で揚げもみじを買って、右側の入口から店内に入ると少しレトロな感じで思ったよりも奥に広い。
■紅葉堂・弐番屋横丁の店内■
昭和の感じのテーブルと赤い丸椅子が置いてあり、セルフでお茶も飲めるようになっていてベビーカーで入っている人も。
揚げもみじを夫と2人で1個ずつ注文。
串にささっているので1本と数えるのかな?
■2種類の揚げもみじ■
両方とも1個200円で今回は「こしあん」と「レアチーズ」を注文。
どっちがレアチーズ?と考えていたら、串に「こしあん」と「レアチーズ」を書いてありました。
ゆっくり店内を見ながら食べていたら、奥に「揚げもみじ神社」があり、ご神体の説明板も。
■揚げもみじ神社・2024年6月■
説明文を読んでみると「揚げものを祀った神社なので天ぷらも揚がる運気も上がると縁起を担いだ神社」だそうです。
神社の造りも細かい部分まで考えて作ってあり本格的。
おみくじもあり、お店の人は面白い事を考えているな~(^^)
「平のあげもみ公」鎮座している座布団のすぐ下には揚げもみじを食べた時の竹串を入れる箇所があります。
「竹串を入れたもれ」
まるで、おじゃる丸のような言い方で「平のあげもみ公」の前でお参りしている人がニッコリ読み上げ。
見ているこっちもホッコリとして可愛いゆるキャラ。
「平のあげもみ公」といったゆるキャラも宮島の中であるのは、「紅葉堂」さんだけかもしれません。
私、東京で同じ様に面白い名前の神社に行った事があって知っている人には有名な斎藤一人さんの「ついてる神社」です。
斎藤一人さんは「銀座まるかん」の創業者で納税者番付に出てくる有名な実業家。
幸せなお金持ちは面白い事を考えるな~と、その時の事を思い出しました。
面白くて楽しい事をするからお金持ちになるのかもしれませんね。
あなたも宮島での運試しに「おみくじ」を引いてみては?
大吉が出ると、金運、恋愛運など、どんな良い事が待っているのか?
海側の有之浦に面した方には紅葉堂 海岸通り店もあります。
■紅葉堂 海岸通り店■
宮島の中以外に、宮島口の「紅葉堂 etto店」や広島空港やアストラムラインの駅や広島市内の本通りなどでも売ってます。
■紅葉堂 etto店■
etto店ではお土産用に「揚げもみじキット」が売られていますが、もみじ饅頭のバラ売りはありません。
色んな味のもみじ饅頭を1個ずつ食べたい人は本店に行ってみて下さいね。
「揚げもみじ」が有名ですが、本店では揚げていない普通の「もみじ饅頭」購入できます。
「紅葉堂」のもみじ饅頭の中では「瀬戸内レモン」が私の好みです。
食べてみるまで、レモンともみじ饅頭の組み合わせってどうなんだろうと思っていたけど爽やかでイケてます。
■本店でチョコレート味のもみじ饅頭など■
紅葉堂本店:広島県廿日市市宮島町448−1
電話:0829-44-2241
創業:1912年(明治45年)
■紅葉堂 本店・2024年5月■
2024年の宮島は修学旅行生も沢山です。
紅葉堂本店は表参道商店街(清盛通り)にあるのですが、通りは女子高生など沢山。
広島のバスケットボールチーム「広島ドラゴンフライズ」が2024年5月にB.LEAGUE 2023-24シーズンの年間チャンピオンになりました。
紅葉堂はゴールドパートナーになっていて、広島ドラゴンフライズ関連のものも飾られていますよ。
■坂本菓子舗■
2021年11月に行った時には「今こそチケット」を使って店内の喫茶でお得に購入し、もみじ饅頭とコーヒーのセットと新メニューの抹茶ぜんざいいただきました。
「今こそチケット」は1,000円支払いすると、1,300円分のチケットをもらえるので、購入したお店でチケットに自分の名前を記入して使います。
■今こそチケット販売店■
■もみじまんじゅうセット500円(税込)■
■抹茶ぜんざい(餅・栗入り)780円(税込)■
■喫茶メニューの一部内容■
喫茶のメニューには、紅茶、ホットココア、ホットミルク、オレンジジュースなどもありましたよ。
コーヒー飲めない人は紅茶も良いですね。
この時のもみじ饅頭は「もんぶらんもみじ」を選んでいます。
■もんぶらんもみじ■
ご近所さんも坂本菓子舗のもみじ饅頭はお気に入りとの事で、おみやげに「小豆さらしあん」のもみじ饅頭をいただきました(^^)
■小豆さらしあんのもみじ饅頭■
塩バターもみじ、焼きいももみじ、もんぶらんもみじなど、季節限定の変わったもみじ饅頭が食べられます。
■坂本菓子舗・桜あんもみじ■
この時のもみじ饅頭は春に山に登って甘いものが欲しくて買った桜あんもみじ。
赤いリュックの上に載せてパチリ。
季節限定でしたよ。
店主の坂本恭弘さんは宮島菓子組合の組合長もされていました。
ガラス越しに坂本さんが焼いている姿が見えるけど、かなりの高身長。
座って焼いているから気が付きにくいけどね。
夏にはカフェスペースで「宇治金時」なども食べられます。
広島県廿日市市宮島町455
電話:0829-44-0380
創業:1957年
■坂本菓子舗・2024年5月■
2024年5月に通りかかった時には外国人観光客の方が店頭でもみじ饅頭を買われていました。
お店は表参道商店街(清盛通り)から御笠浜方面には行かず五重塔やetto宮島交流館に向かう通りにあります。
2024年の宮島は外国人観光客がたくさん来島されています。
私の妹はもみじ饅頭が大好きで、かなり昔からもみじ饅頭を食べ比べています。
現在のお気に入りのお店は「もみじ饅頭 木村屋」で、もみじ饅頭の種類は、あずきあん、クリームチーズ、レーズン、チョコ、クリーム。
一緒に行った日は、「木村屋」でバラで何十個も買って、クリームチーズを私に分けてくれました。
広島県廿日市市宮島町838
電話:0829-44-0187
■もみじ饅頭 木村屋・2024年5月■
もみじ饅頭 木村屋は宮島桟橋から表参道商店街に向かって行き2つ門を曲がったあたりに位置しています。
宮島でもみじ饅頭を製造販売しているお店は、自社製品を色々と考えて中に入れるあんを工夫しています。
もみじ饅頭 木村屋さんの場合、新商品として「おこおみじ」を出しています。
簡単に言うと、もみじ饅頭の形をしたお好み焼き。
生地はお好み焼きで、野菜や小エビ、揚げ玉などが入っています。
広島名物の牡蠣まで入って、甘辛のソースまでかかっている「おこもみじ」
新たな名物になっていくのか?!
他のお店との差別化として、もみじ饅頭の中に入れるあんこを変えるのでは無く形がもみじ饅頭。
本当に何でもありのもみじ饅頭って感じで面白いです。
もみじ饅頭を購入できるお店で「木村」と検索すると3つ出てきます。
「もみじ饅頭 木村屋」
「木村家本店」
「菓子処きむら」
どれもお好みだとは思いますが、妹の好みは「もみじ饅頭 木村屋」のもみじ饅頭になるそうです。
■にしき堂・宮島店■
今まで「にしき堂」のもみじ饅頭は宮島で作られているはずと思っている県外の人にとっては不思議なお店でした。
「にしき堂」のもみじ饅頭はテレビCMや新幹線の駅などで有名なのに宮島にはお店が無かったんです!
宮島に「にしき堂」は無いの?という質問に対しては?
「はい。島の中にはありません」と話をしていたのですが、ついに宮島に店舗が出来ました。
2023年3月28日に宮島店をオープン。
宮島桟橋を降りて前方少し左側に店舗が見えます。
「もみじ饅頭発祥の地」である宮島に、やっと「にしき堂」のお店が出来ました。
にしき堂にとっては17店舗目になるそうです。
宮島にあるもみじ饅頭製造メーカーは2023年現在14社で、にしき堂が出店した事で15社になりました。
あん入りのソフトクリームも売っています。
私としては広島のお土産として「新・平家物語」のバームクーヘンの中に餡が入っているのがおすすめですけどね。
最近はモチモチした「生もみじ」も有名です。
にしき堂 宮島店:広島県廿日市市宮島町1165-2
電話:0829-30-6777
広島本店創業:1951年(昭和26年)
「生もみじ」は第27回全国菓子大博覧会で外務大臣賞受賞(2017年)
全国菓子工業組合連合会(全菓連)などが主催している全国菓子大博覧会は、和菓子をメインに洋菓子なども含めたお菓子業界の博覧会です。
■2013年菓子博に展示されていたマジパン■
第26回の「ひろしま菓子博2013」は広島市中央公園で行われました。
その時の入場者数は約80万7000人と言われています。
私も見に行ったのですが、色んな県の菓子組合がお菓子を出して、中でも京都は見ていて凄かったです。
菓子博は毎年行われているわけではなく、4年おきだったり5年だったりするみたいですね。
■菓子博2013年・京都の展示■
和菓子のオリンピックと呼ばれているそうで、品評会も行われています。
名誉総裁賞、内閣総理大臣賞、外務大臣賞・・・など。
最高賞は名誉総裁賞になります。
2017年の博覧会では名誉総裁賞に60商品、外務大臣賞は30商品が選ばれているそうですよ。
全国のお菓子が一同に集まって品評会。
選ばれたとしたら光栄ですよね。
お土産を選ぶのに少し参考になるかもしれませんね。
■菓子博2013年・飴細工■
※メニューのお値段はコロナ後に変更している可能性があります