厳島神社は宮島観光で一押しのパワースポットです。世界遺産にもなっている厳島神社は歴史的にも世界に誇れる日本の宝物。平安時代の平清盛が率いる平家や戦国時代の毛利元就の毛利家など多くの人々が大切にしてきています。
■塔の岡に建つ五重塔■
厳島合戦(1555年)の時に、陶方の本陣が置かれた「塔の岡」と呼ばれる場所に立っています。
■塔の岡の千畳閣と五重塔■
五重塔 (ごじゅうのとう)
創建:1407年
国重要文化財
塔高:27.6m
「塔の岡」は平安時代には「宮崎」と記されていて、五重塔が建ってから「塔の岡」と呼ばれるようになっています。
「塔の岡」はとても眺めの良い場所ですが、厳島神社からすれば位置的に風や波から防いでくれる重要な役割をしているんですって。
この丘を堺にして神社側を西町、表参道がある方を東町と呼びます。
■表参道商店街■
明治の神仏分離で本尊の釈迦如来・普賢菩薩・文殊菩薩は、大願寺へ移されています。
■五重塔・2021年11月■
現在、五重塔は残念ですが建物がシートなどがかけられていて見ることが難しい。
2025年1月から保存修理が始まって終わるのは2027年10月になりそうです。
町家通りから見る五重塔はとても雰囲気があり素敵なのですが直接見るのは2年ほどお待ち下さいね。
■町家通りのぎゃらりい宮郷と五重塔■
保存修理が終わった時には、檜皮葺の屋根など綺麗になり外壁も朱色がはっきりして山の深い緑とのコントラストは映えると思います。
以前、町役場だったエット宮島交流館からも千畳閣の隣に建っていた五重塔は絵になります。
■夕暮れ時の五重塔・20231126■
2025年4月に屋根の檜皮葺を剥がして土台の木材を点検、補修しながら保存修理。
室町時代に建てられた五重塔は1407年の創建とされていて、屋根の全面葺き替えは2000年以来との事です。
国重要文化財ですし、大事に後世に残していかないとね。
■五重塔と石階段・2023年11月■
近所の食事処:
あなごめし和田、塔之岡茶屋