■新緑の季節に厳島神社と、もみじ谷公園散策がメインのコース(画像:2024年5月)
宮島は新緑の季節である5月も素敵です。
宮島桟橋スタートしたのは、5月14日(火)の11時。
空は青く快晴で神社の朱色やもみじ谷の緑がとても眩しい一日で宮島桟橋に戻ったのは14時半ごろ。
お昼も食べて約3.5時間のゆったり散歩コースを画像を入れながらご紹介してみますね。
今回は宮島桟橋を11時にスタート。
表参道商店街を通って厳島神社に参拝し、緑が眩しいもみじ谷公園で森林浴。
公園内でお昼ご飯を食べて3.5時間で帰って来るコースです。
●宮島桟橋:11時スタート
宮島桟橋前広場を右手方向に進みます。
表参道商店街をゆっくり歩いて神社まで。
●御笠浜(みかさのはま):11時半頃
石鳥居をくぐって朱塗りの鳥居が近くになると厳島神社が見えてきます。
●厳島神社:11:45頃
神社に入ったら海に降りる事は出来ません。
入口で満潮時間・干潮時間を確認して参拝です。
●もみじ谷公園:12:15頃
神社の出口から、御手洗川に沿って左手方向に進んでいくと消防署。
手前を右に曲がって旅館「岩惣」前の赤い橋を渡り公園内を進みます。
●表参道商店街:14:15頃
もみじ谷公園を出て、消防署を右に見ながら海側と反対の通りを進みます。
左手に五重塔を下から見て、etto宮島交流館を右に見て、トンネルを降りてまっすぐ進むと表参道商店街です。
●宮島桟橋・14:30
■宮島桟橋・2024年5月■
2024年5月14日(火)は平日で、天気も良く人混みも少ないと思い宮島散歩です。
予想通り凄い人混みはなく、土日のようなオーバーツーリズムを感じることはありません。
宮島桟橋前広場の石灯籠に彫られている「歓迎」も、ゆったり感があります。
■宮島桟橋の石灯籠■
乗ってきた船が右手に見えるように宮島桟橋前広場を進みます。
■宮島桟橋前広場・2024年5月■
日差しが強かったので、表参道商店街を通って厳島神社まで。
もみじ饅頭の「やまだ屋」や牡蠣料理のお店・沖野水産、紅葉堂 弐番屋などのお店を見ながら表参道商店街を散歩です。
■もみじ饅頭の「やまだ屋」■
もみじ饅頭の「やまだ屋」では、もみじ饅頭手焼きの体験が出来ます。
■牡蠣料理のお店・沖野水産■
牡蠣料理のお店・沖野水産の店頭では牡蠣を焼いています。
お店の中では、ビールやワインなどカキフライ等と一緒に味わえるようになっていて、気軽に入れる同級生のお店です。
■揚げもみじの紅葉堂 弐番屋■
揚げもみじの紅葉堂 弐番屋の奥に入っていくと、出来立てホカホカの揚げもみじをゆっくり食べられるスペースがあります。
セルフで無料のお茶も飲めるんですよ。
今回は、午前中に厳島神社の参拝までしたいので店内には入りません。
食べてみたい人は、もみじ谷公園から帰る時にゆっくり食べてみてね。
宮島には江戸時代後期に埋め立てした表参道商店街と昭和初期に埋め立てした海岸通りと元からある町家通りがあります。
表参道商店街と海岸通りが合流し神社方面に少し進むと石鳥居があり、手前の両脇には狛犬がひかえています。
御笠浜(みかさのはま)と呼ばれているこのあたりは表参道商店街と違って砂地になります。
歩き進んでいくと朱色の大鳥居が見えてきて、潮が引いていれば階段を使って下りて鳥居まで行く事が出来ます。
潮が満ちた時には鳥居まで行けないのですが、大鳥居の風情ある佇まいを感じる事が出来ます。
■海の中に建つ大鳥居■
道なりに歩いていくと厳島神社の入口付近になります。
今回は11時ごろに宮島桟橋広場をスタートし、ゆっくり歩いてきたので厳島神社に12時少し前に到着です。
■厳島神社の入口付近■
左手方向の道を進むと、もみじ谷公園の方面になりますが、階段を降りて厳島神社の中に入って行きます。
厳島神社の入口で拝観料を大人の場合は300円支払いです。
この建物に満潮時と干潮時の時刻も表示されているので、大鳥居の近くまで行きたい人は参考にして下さいね。
大鳥居の写真が写った栞のような大きさ(5.5センチ*15.5センチ)の紙をもらうと裏には厳島神社について簡単な説明文と主な祭典行事が書いてあります。
厳島神社の主祭神は市杵島姫命、田心姫命、湍津姫神の三女神である。
御社殿の創建は推古天皇元年(593)で、仁安3年(1168)に平清盛公が現在の規模に造営。
平成8年(1994)12月にはユネスコの世界文化遺産に登録されている。
・・・・略
厳島神社の主祭神である宗像三女神は三姉妹で、その中でも市杵島姫命は、特に美しいとの事なので、あやかりたいですね。
他にも金運・財運向上、商売繁盛、芸術・芸能、航海安全など、ご利益が半端ない♪
市杵島姫命は、仏教の弁財天と同一の神様と考えられていて日本書紀にも出てくる女神様です。
金運アップや綺麗になりたい女性は厳島神社に行かなくちゃ。
そういう意味でも厳島神社はパワースポットと言えますね。
テレビ中継やニュースで見ていた2023年5月の「G7広島サミット」
厳島神社や瀬戸内海のパワーをもらっていましたね。
厳島神社の切妻造りの入口には「世界文化遺産」と「国宝厳島神社」と書かれている板があるので、こちらで記念撮影する人もいます。
■世界文化遺産と国宝厳島神社■
祓戸で祓戸大神(はらえどのおおかみ)を参拝。
二拝二拍手一拝した後に、祓串(はらいぐし)を使ってお祓いです。
■祓戸■
お祓いは 白い紙(紙垂:しで)のついた棒を左、右、左と振って自分の心身を清めます。
■五月催事■
5月14日に厳島神社に参拝でしたが、この日は「講社大祭」というお祭りがあったようです。
平日の午前中という事もあり、御本社・拝殿でおまいりは人混みなくスムーズです。
■御本社・拝殿■
御本社・祓殿から大鳥居を見ると建物は広く床板は大きく光って見えます。
■御本社・祓殿■
祓殿はお祓いをするところですが、雨が降った時は舞楽奉奏などに使われるそうです。
厳島神社の出口からもみじ谷公園へ行くのは川沿いにお土産屋さんを見ながら行くと近く感じます。
出口から御手洗川に沿って左手方向に進み橋を渡り、まっすぐ進ん道なりに左にカーブし消防署が見えてきたら手前を右に曲がる道に進みます。
お土産屋さんがいくつかあり、旅館「岩惣」が見えてきます。
2023年5月19日からスタートした「G7広島」の時の話ですが、広島市内の会場で初日の協議が終わり宮島の厳島神社見学の後に老舗旅館「岩惣」で夕食でした。
旅館前の赤い橋を渡り公園内を進むと「四宮神社」が見えてきます。
■岩惣のすぐ近くの赤い橋■
■四宮神社■
小さな神社ですが厳島神社の末社です。
御祭神は「加具土神」で階段を登って石造りの鳥居をくぐって行きます。
■四宮神社から石鳥居を見る■
宮島では「たのもさん」というお祭りが毎年旧暦8月1日にあります。
夕方6時位になると飾り付けられた船を持って四宮神社に集まりお祓いを受けた後、厳島神社の火焼前(ひたさき)などから大鳥居に向けて海に流します。
宮島の民俗行事になるそうですが、舞台はここ「四宮神社」です。
お腹が空いてきたので午後1時位に公園内の「もみぢ荘」で昼食を食べました。
■もみぢ荘■
「もみぢ荘」では外でカレーや肉うどんなど数種類から選んで食べる事が出来ます。
朝の日テレ系番組「ZIP」の中継があったお店はこちらになります。
■もみぢ荘の肉うどん■
私は肉うどんを食べたのですが、広島牛でとても美味しく、夫は大根のお漬物が添えられたカレーライスをいただきました。
■もみぢ荘のカレーライス■
午後1時でお腹が空いているという事もあったのかもしれませんが、お値段は両方ともに千円です。
美味しく食べて観光地でこのお値段は、とてもお得な感じでした。
もみじ谷公園を散策していたのですが、せっかくなので宮島で一番美しい木「久久能智(くくのち)」という御神木も見に行きました。
■御神木■
宮島に住んでいた23年間で聞いた事がなかったのですが、先日、知人が見に行ったとの事なので検索してみたら錦水館の社長ブログにも書いてありました。
龍昇のご神木と呼ばれていて、ご聖霊は、出雲大様、八大龍王神様
宮島のガイドをしている同級生にも聞いてみましたが、知らないとの事なので知っている人は知っているという感じなのかも?
本当だとしたら宮島の隠れたパワースポットですね。
■久久能智■
夫が御神木の側で鹿に遭遇し「御神木を守っているのかも?」と言っていました。
普段、神様とか言わない夫ですが何か感じるものがあったのかもしれませんね。
もみじ谷公園は紅葉谷川庭園砂防施設。
令和2年12月に戦後につくられた土木施設で全国初の『重要文化財』に指定だそうです。
■紅葉谷川■
紅葉の季節が1番におすすめですが、新緑の5月に行くのも超おすすめ。
緑の中をゆっくり散策すると自然から優しいエネルギーを降り注いでもらえる感じです。
もみじ谷公園を出て、左に位置する五重塔を下から見ながらetto宮島交流館を通り過ぎてトンネル。
■五重塔■
まっすぐに進むと表参道商店街の通りに出ます。
途中に「坂本菓子舗」が左手にあるので、もみじ饅頭をお土産に買うのも良いですね。
表参道商店街の通りに出ると宮島ブルワリーがあるので、お酒好きな人はビールと唐揚げで喉を潤すのも良いかも?
■宮島ブルワリー■
ほろ酔い気分で表参道商店街を散歩。
お土産屋さん、もみじ饅頭のお店など見ながら最初のスタート地点の宮島桟橋に戻ります。
今回はスタートが11時で宮島桟橋に戻ったのが14時半だったので、ゆっくり3.5時間の宮島散歩になりました。
新緑の宮島を写真で体験は如何でしたか?
今度はご自身で宮島散歩をゆっくりとしてみて下さいね。