多宝塔(二重の塔)
「多宝塔(たほうとう)」は地元の人は「二重の塔」と呼びます■多宝塔■多宝塔(たほうとう)・二重の塔(にじゅうのとう) 国重要文化財創建:1523年塔高:15.6m五重の塔があるので対する「二重の塔」で呼んでいるんだと思います。小さな頃から「にじゅうのとう」と呼んでいて多宝塔って言いません。多宝塔が建っている場所は厳島合戦(1555年)で陶晴賢が最初に陣所を設けた場所だったとか。それぐらい見通しが良い場所にあります。厳島神社宝物館の横にある小さな階段を登っていくと見えてきます。■多宝塔への道・2025年11月■登り口の所には、右側の白い塀近くに案内板があります。■多宝塔への案内板・2025年11月■最近まで修繕中だった多宝塔も全体が見られるようになりました。■海側から見た多宝塔・2025年11月■多宝塔は昔、大聖院の伽藍を構成していて大元公園から大聖院に続く道を通っていく事も出来ます。■あせび■「あせび歩道」と言いますが「あせび」の小さな白い花が綺麗です。春に咲くツツジ科の植物で、道のあちこちに咲いていて壺の形をしています。桜とあせびの季節には二重の塔に行く事をおすすめです。二重の塔は桜でお花見など穴場の観光スポットです。昔はもっと桜の木があり、セミ取りをする為に網とカゴを持って夏休みに遊んでいました。セミはすぐに死んじゃうのですが、子どもは取って集めるのが楽しんですよね。二重の塔の裏側にまわってみると海に浮かぶ大鳥居やフェリーの船が行き交うのが見えます。厳島神社ももちろん見えますよ。写真を撮るのに絶好のカメラスポットです。二重の塔には囲いがあって入ることは出来ませんが、昔は建物の下にはサラサラな砂がありすり鉢状の穴が見えました。「アリ地獄だ~」って言っていましたが、掘ったりはしていませんでした。小さな男の子と宮島に行く事があれば、セミ取りは興味を示すかもしれませんね。アリ地獄ですが2025年11月1日に行った時は建物の下はコンクリートで固めてあったので見ることは出来ません。画像を見てもらったらわかるように「関係者以外立入禁止」と書かれていますね。現在、入ってはいけませんよ。
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