宮島観光で厳島神社はイチオシでおすすめのパワースポット宮島観光で外せないのは世界遺産にもなっている厳島神社です。もちろん、イチオシでおすすめです。■厳島神社と大鳥居■嚴島神社住所:広島県廿日市市宮島町1-1電話:0829-44-2020拝観料:大人 300円・高校生 200円・小中学生 100円拝観時間:6:30~18:00(季節によ変わります)創建:推古天皇元年(593) 佐伯鞍職(さえきくらもと)による平清盛によって社殿を現在の姿に造営(1100年代後半)■切り妻造りの厳島神社 入口■厳島神社は日本全国に約 500社ある厳島神社の総本社で、安芸の国の一宮になります。神紋は「三つ盛り二重亀甲に剣花菱」祭神は宗像三女神と総称される女性の神様たちです。市杵島姫命 (いちきしまひめのみこと)田心姫命 (たごりひめのみこと)湍津姫命 (たぎつひめのみこと)厳島は神の住む島として禁足地とされ、鎌倉時代頃までは宮島の対岸にある地御前神社(外宮)において主な祭祀が行われていました。厳島神社がある現在の住所は、広島県廿日市市宮島町1-1。平成の大合併で広島県佐伯郡宮島町の住所から廿日市市宮島町に変わっています。対岸の宮島口から連絡船に乗って約10分。島の中へ一歩足を踏み入れるとそこは神の存在する厳島になります。宮島桟橋に降り立って右手方向に進んでいくと平清盛像が建っています。平清盛公は宮島の島民にとっては馴染みの深い歴史上の人物です。厳島神社が現在の形になったのは、平家の存在がとても大。宮島が平清盛の恩恵を受けていることは間違い有りません。近年ではNHK大河ドラマ「平清盛」が放映された2012年には宮島の来島者数は年間400万人を達成しました。宮島が世界遺産登録されたのは、1996年の12月。その頃の来島者数は年間200万人台です。宮島の人にとって「平清盛」は今現在も大恩人と言えそうです。平家が最も栄えたのは平安末期。歴史の舞台にタイプスリップしてみませんか?もちろん宮島に貢献した歴史上の人物は「平清盛」だけではありません。豊臣秀吉は厳島神社そばの豊國神社(千畳閣)を安国寺恵瓊に命じて造らせています。優美な女性らしい厳島神社に比べてとても渋い建物で男性的な感じがします。厳島神社に行かれたら、千畳閣も行ってみて下さいね。掲載写真の神社の赤い建物の左奥に見える茶色の建物が千畳閣です。G7広島サミットでは首脳たちが大鳥居をバックに集合写真2023年5月19日(金)に開幕したG7広島サミット。■G7広島サミット・プリンスホテル(エット宮島口の展示写真)■サミット開場はグランドプリンスホテル広島でしたが、初日の19日18時頃には首脳たちが宮島に集合です。平和記念公園で献花を終えてから、各国の首脳たちは船で宮島に移動したのですがアメリカのバイデンさんだけはヘリで移動。■バイデンさんヘリで移動・テレビ画像■下の動画では左方向からヘリが2機、小さくてわかりにくいかもしれませんが移動しているのがわかるでしょうか?左は広島市で見えている島は宮島です。宮島の東側にヘリで着陸し厳島神社まで海岸通りを何台もの車が移動しているのが見えました。首脳たちを乗せた船は「シースピカ」という船で移動。普段は広島港・三原港を結んでいます。今回の交通手段として選ばれ、ニュース画像などで各国首脳達も楽しそうな様子が伺えました。プリンスホテル広島がある宇品から宮島まで瀬戸内海での移動は、ちょっとした船旅です。シースピカで移動するのはスピードもあり気持ちよさそう。■シースピカ・テレビ画像■ベランダからその時間帯に海を見ていたら、周りを警護している船も見えました。バイデンさんも到着してG7のメンバーが揃ってから厳島神社で大鳥居をバックに集合写真を撮ったのですが、夕日を浴びてとても良い雰囲気でした。流石に良い時間帯を選んでいますね。メイン会場のプリンスホテル、平和公園、厳島神社、宮島、瀬戸内海といった場の力を考えて選ばれたであろうG7広島サミットの会場。きっと、その「場所」から大きな力をもらえていますね。■エット・宮島口に展示されていた写真■写真撮影の後に、厳島神社から老舗旅館の「岩惣」まで移動しワーキングディナー。テレビで放送されていた談笑しながら歩いている姿は楽しそうでした。「G7広島サミット」 広島県民にとって色々な感想を持つ人がいると思いますが、宮島にとって光栄で大きな行事だったと思います。※G7サミット(主要国首脳会議)フランス、米国、英国、ドイツ、日本、イタリア、カナダ(議長国順)の7か国及び欧州連合(EU)の首脳が参加して毎年開催される国際会議※2023年・G7広島サミット参加国首脳等フランス:エマニュエル・マクロン大統領 米国:ジョセフ・R・バイデン大統領 英国:リシ・スナク首相 ドイツ:オラフ・ショルツ首相 日本:岸田文雄総理大臣 イタリア:ジョルジャ・メローニ首相 カナダ:ジャスティン・トルドー首相 EU:シャルル・ミシェル欧州理事会議長 EU:ウァズラ・フォン・デア・ライエン欧州委員会委員長広島県の地元「中国新聞」が2023年12月、インターネットで115人にアンケートしたそうです。「あなたが選ぶ今年のニュース」は? G7サミット■2023年12月26日・中国新聞■2023年、広島県民が県内の出来事で1番記憶に残ったのはG7広島サミットだったようです。私も厳島神社で鳥居をバックに各国首脳が並んでいたのはとても記憶に残っています。